台風対策として窓ガラスにダンボールを貼るのは外側か内側か?危険回避の方法とは

近年は災害大国日本という名の通り、地震や台風など頻繁に起きるようになりました。

自然の威力をまざまざと見せつけられながらも、何とか被害を最小限に食い止めたいものですよね。

そこで、台風対策として自宅で一番危険と思われる窓ガラスの対策について考えてみました。

皆さんもよくご存知かと思いますが、ダンボールを使った簡易的な対策ですが、窓ガラスの内側に貼るのがいいのか、それとも外側に貼ればいいのか迷ったことはありませんか。

危険回避する方法を見ていきましょう。

◇台風で窓ガラス対策の必要性

台風被害で多いのが飛来物が飛んできて窓ガラスが割れるケース。

自宅にいて急に窓ガラスが飛び散るなんてことになれば、パニックになりますよね。

ガラスの破片はとても尖っていて危険ですし、窓ガラスが割れると雨で家の中の大切なものまで濡れて台無しになることも考えられます。

そんなことになる前に、しっかりとした対策は必要です。

急に物が飛んで来ても為す術がないなんてことにならないように、準備だけはしておきましょう。

◇ダンボールを貼るのは内側か外側か
戸建て住宅なら窓には雨戸やシャッターがついていることもありますが、最近は強化ガラスになっていたり二重サッシになっていたり、また、予算やデザイン性などから始めから取り付けないお宅もあるようです。

でも、アパートやマンションなら必ず対策は必要ですね。

簡易的な台風対策として一般的に言われているのがダンボールで窓ガラスを覆うというものです。

しかし、内側に貼るのがいいのか外側に貼るのがいいのか迷ってしまいます。

窓ガラス自体をカバーするのは外側ですよね。

そこで気になるのは、かなり強烈な風圧と雨に耐えられるのかということ。

中途半端な貼り方であれば台風の威力に耐えきれず剥がれて飛んでいく危険性もあるのでくれぐれも注意が必要です。

不安であれば、内側に貼っておくのが無難かもしれません。

こちらは、万が一ガラスが割れてしまった場合の飛散防止です。

手元にダンボールがない場合は、ガムテープなど(後で剥がれ易い布のガムテープかビニールテープ)で内側から次のように貼っておきましょう。
最悪割れても飛び散らないための方法です。

特に大きな窓の場合はテープが貼ってない部分の配分を考えて(隙間をなくす)貼るとよいかもしれませんね。

そして、カーテンは必ず閉めておきましょう。

◇危険回避の方法とは

台風対策では、窓ガラスが割れると大変危険なので、まずは窓ガラスの対策を万全にしておくことで危険回避につながります。

最大瞬間風速が次のような場合を目安として厳重な対策を心がけましょう。

30m/s~ 飛来物によるケガなどのおそれ
40m/s~ トラック横転
50m/s~ 多くの樹木が倒れる
60m/s~ 建物倒壊のおそれ
窓ガラスが飛来物で割れる可能性があるのは30m/sから40m/sくらいだと考えてよさそうですね。

窓ガラスの他に、網戸は外して室内に置いておくのも忘れないようにしましょう。

予算があれば前もってホームセンターなどで飛散防止フィルムなどを準備してもいいですね。

まとめ

台風際策として、まず、あげられる窓ガラスの対策につてお伝えしましたが、いかがでしたか?

窓ガラスにダンボールを貼るのは、しっかり固定できるのであれば外側。

固定に不安がある場合でも最低内側には貼っておきましょう。

雨戸やシャッターがあるのであれば、必ず閉めておきましょうね。

前もって準備することがとても大切ですし、窓ガラスだけでなく他の対策もしっかりやっていきましょう。

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