オフィスの窓の必須アイテム『ブラインド』おすすめのブラインドと選び方
オフィスをより良い環境にするためには、欠かせないブラインド。
窓からの日差しを遮るのはもちろん、プライバシーを守るためであったり、冷暖房費の削減にもブラインドは役立ちます。
しかし、いざどれにしようかと調べてみると素材やカラー、機能などいろいろな種類があるんです。
そこで今回は、オフィスに取り付けるおすすめのブラインドやその選び方についてご紹介します。
オフィスにブラインドが適している理由
オフィスといえばカーテンよりもブラインドのイメージが強いのではないでしょうか。ではなぜ、ブラインドが選ばれているのか。それには以下のような理由があります。
頻繁にお手入れしなくても大丈夫
ほとんどのブラインドは水に強く、匂いもつきにくいので、まめにお手入れをすることが出来ないオフィスに向いています。
カーテンの場合には、家のものと同じく定期的に洗濯する必要が出てきます。
光を調節しやすい
カーテンの場合、開けるか閉めるかでしか明るさを調節することができません。
これがブラインドの場合、“スラット”と言われる羽の角度を変えることで、外からの光の入り具合をコントロールすることができます。
夏は、スラットを閉じて日差しを遮ることで冷房効率をあげられます。反対に冬は、少し日差しを取り入れることで室内の温度をあげることが出来るので、冷暖房費の削減ができると言えるでしょう。
ブラインドの選び方
では、どのようなポイントでブラインドを選ぶのが良いのでしょうか。
ブラインドの種類
一口にブラインドと言ってもその素材は大きく3つに分けられます。
アルミ製
最も一般的で種類も豊富なのがアルミ製。
アルミ製の特徴は軽くて価格も安価なことです。そのため広い窓につけるのにも適していると言えるでしょう。他の素材と比べて遮光性にも優れています。
デメリットとしては、静電気が起こりやすいこと。そのため、埃がたまりがちです。
木製
木製ブラインドは、ナチュラルテイストでおしゃれな空間を演出してくれます。
アルミ製に比べて静電気が発生しにくく、埃がたまりにくいのがメリット。
デメリットとしては、アルミ製に比べて湿気や気温による劣化が大きいことがあげられるでしょう。
布製
柔らかな温かみのある空間にしてくれるのが布製ブラインド。バーチカルブラインドとも呼ばれます。
オフィスの場合休憩ルームやフリースペースなどに適していると言えるでしょう。
布製なので、取り外して丸洗いすることが可能です。
購入前にチェックしておくべきポイント
まずブラインドを購入する前に、取り付ける窓枠と取り付け方の2つのポイントをチェックしておく必要があります。
取り付ける窓枠
まず、ブラインドを購入する前に取り付け予定の窓枠を確認しておく必要があります。
というのも、ブラインドを取り付ける際に使用する金具は主に3種類ありますが、窓枠によってどれを使用するかが違ってくるからです。
ネジで取り付けるタイプ
まず最もメジャーなのがネジで取り付けるタイプ。ほとんどのブラインドで使用することができます。
しかし、窓枠に穴を開けてしまうことになるので、賃貸の場合は管理会社に確認してからの方がいいでしょう。
突っ張りタイプ
こちらはプレート受けを壁にシールで取り付けるタイプ。
窓枠に穴を開ける必要がないので、賃貸でも利用可能です。
しかし、壁が凹凸があるタイプのものや、土壁、砂壁などのざらついた表面、ベニヤの場合は取り付けることができないので注意。
カーテンレールを利用するタイプ
ネジで取り付けることができない場合、カーテンレールを利用して取り付けることもできます。
しかし、重さがあるウッドブラインドのようなものは取り付けられないことが多いので要注意。また、カーテンレールの形によっても取り付けられないケースがあるのでよく確認しておきましょう。
取り付け方
窓枠の確認を終えたら、今度は取り付け方を決める必要があります。窓枠の中につける「天井付け」、窓枠の外につける「正面付け」の2パターンがあげられるでしょう。
天井付け
窓枠の内側にブラインドを取り付ける方法。
窓枠内に収まるので、すっきりとした印象になります。しかし、ブラインドと窓枠に隙間ができてしまうため、光が漏れることもあるでしょう。また、窓枠内にサッシがある場合は邪魔になってしまうことも考えられます。
正面付け
こちらは窓枠の正面にブラインドを取り付ける方法。ブラインドが窓枠全体を覆うので、天井付けに比べて遮光性が高くなります。デメリットとしては、窓枠の前にブラインドが出ているので、圧迫感を感じることがあるでしょう。
ブラインドを選ぶ基準
色
オフィスをどんな雰囲気にするかを左右するブラインドの色。
オフィスの壁が白い場合、ブラインドも白にすると統一感が出て空間を広く見せる効果があります。また、日当たりがあまり良くないような部屋も、ブラインドの色を白にすることで明るく見せる効果があります。
茶色のウッドブラインドは高級感があるので、応接室などの落ち着いた雰囲気にしたい部屋に合います。
形
ブラインドには大きく分けて2つの形があります。
ベーシックな「横型ブラインド」は、アルミ製のものが多く、一番価格もお手頃。水平についているスラットの角度を調節することで光を取り込む量を調節することができます。
「縦型ブラインド」は、縦ストライプがスタイリッシュに見えるので、すっきりとした印象になります。大きな窓にも対応できるのがメリットです。
どのような用途で使用される部屋なのか
部屋の使用用途によってもブラインドに求める機能性が変わってきます。
例えば長時間PC作業をする部屋なのであれば、ブラインドからの光漏れが画面に映ることでストレスになってしまいます。
そのため、閉じた時にしっかりと光を遮れるものを選ぶ必要があるでしょう。アルミ製のものが遮光性が高く、また、スラットの重なり幅が広いものの方が遮光性は高くなります。
おすすめの業者・ブランド
オフィスのブラインドを取り付けてくれる業者・ブランドをご紹介します。
業者に頼む場合
ブラインドの取り付けはカーテンと比べて大変です。そのため、費用はかかってしまいますが、業者に依頼するのも一つの手でしょう。
業者にブラインドの取り付けを依頼した場合、一箇所にかかる費用の相場は4,000円〜18,000円ほどで、業者によっては独自の割引サービスが用意されていたりします。
自分で取り付ける場合
自分でブラインドを取り付ける場合、費用を抑えられることが最大のメリットでしょう。取り付ける箇所が少なければ自分でやってしまうのがおすすめです。
自分たちでブラインドを取り付ける際に多い失敗談が、採寸を間違えていたために見栄えが悪くなってしまうこと。
自分たちで採寸・取り付けを行うのであれば、正確に行うように注意しましょう。
ブラインドの採寸方法は、商品によって細かな注意事項がある場合もあるため、見逃さないように。
特にオーダーメイドのものはサイズ変更ができないことが多いので、業者に頼む方が安全です。
ASKUL
ブラインドを1cm単位でオーダーすることができるだけでなく、取引工事までまとめて依頼することができます。有名メーカーのタチカワやニチベイの商品を中心に取り扱っています。
カラーバリエーションも豊富、色にこだわりたい人におすすめです。
松装
松装のオリジナルのブラインドをはじめ、タチカワ・ニチベイ・トーソーなど有名メーカーのブラインドも安く販売されています。オフィス向けのブラインドの取り揃えも豊富で、アルミブラインドを中心に取り扱っています。依頼すれば取り付け工事も行なってくれるようです。
RESTA
アルミブラインドを中心に自社ブランドから有名メーカーの商品まで幅広く取り扱っています。また、アフターサポートも充実しているので、設置後も安心です。
メンテナンス・掃除に「おすすめの通販グッズ
最後に、ブラインドのメンテナンス方法についてもご紹介します。
長期間使っていく上で、必要になってくるブラインドの清掃。面倒でずっとそのまま、なんていう人も多いのではないでしょうか。
そんな面倒なブラインドの清掃を楽にしてくれる便利グッズがあるんです。
はさんで簡単 ブラインドクリーン
ブラインドに挟んでスライドさせるだけで埃が取れる優れもの。汚れがひどい時は水拭きも可能です
汚れをかき取る ふわふわマイクロファイバー お掃除手袋
ブラインドは、細かい部分の埃がどうしても残ってしまいがちです。そんな時はこのお掃除手袋を使えば気になるところも簡単に掃除することができます。
まとめ
大型のブラインドで、自身の手が届かないところに関しては危ないので無理をせず、業者に依頼するのが良いでしょう。細かなところまで清掃してくれるので、ブラインドの寿命も伸びます。
費用は平米単位での設定が多く、1平米あたり1,000円前後。取り付け・取り外しにがある場合は別途料金がかかります。業者によってクリーニング内容はまちまちなため、複数の業者から見積りをとって比較検討することをお勧めします。